よくトレンド=流行ものという意味で使われていますが、株においても流れという意味で使われるので、意味的にはほぼ同じと考えて良いでしょう。
このトレンドは、基本的にはチャートを見て判断します。よって、テクニカル分析において主軸となる要素と言えます。
グラフが右肩上がりなら上昇トレンドですし、右肩下がりなら下降トレンドですね。
このトレンドは、単にこれまでの結果、というものではありません。今後の株価に大きな影響を与えるものとなります。
というのも、多くの投資家はチャートを参考にして購入や売却のタイミングを図っています。右肩上がりの上昇トレンドであれば、今後更に上がってくれるだろうという期待の元に、購入者が増えます。
一方、保有者も、まだ売らなくても株価が上がってくれると期待し、ホールドします。そうなれば、さらに株価は上がっていきます。好循環ですね。
一方、下降トレンドの場合、保有者はまだ下がるかもしれないという懸念から売りに走り、購入を控える動きが目立つ事になります。
ただ、この理論だと、何時までたっても転換期は訪れないように感じますよね。しかし実際には、トレンドは定期的に転換期を迎えます。
上昇トレンド、下降トレンド共に、そのタイミングを見計らう事こそが、株を売買する上で重要となってくるのです。
上昇トレンドの株は、当然買い手が増えます。ただ、どんどん株価が上がっていくと、「もうこのくらいで売っておこう」という保持者が増えてきます。
そうなると、売り注文も増えていき、買い注文との差がなくなっていきます。そうなれば勢いが低下し、徐々に買い手も躊躇するようになります。
そうなったら、売り注文の数に買い注文がどんどん近付き、そして追い越していきます。これが転換期ですね。トレンドは、人間の心理が生み出す物なのです。
この流れには、一定の傾向があります。しかし、その傾向は必ずしも全ての株に対して当てはまるとはいえません。というのも、株を売買する理由は、必ずしも全員同じではないからです。
様々な分析、様々な思惑が交差するからこそ、株には必勝法が存在しないのです。
【トレンドとは?】は2008年8月20日に更新されました。
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