ですが、この確定申告を怠ってしまう人が結構います。単純に面倒くさいという理由もあれば、忘れていた、知らなかったという人もかなり多いようです。
そういった人達への救済措置として、特定口座という制度が設けられるようになったのです。
では、特定口座はどうやって開設すれば良いのでしょう。基本的には、証券会社に口座を開設する際に申請する事になります。
最近はオンライン口座を開設するケースが増えていますが、この場合は非常に簡単です。まず、口座開設の際に一般口座か特定口座かの選択があるので、そこで特定口座を選択すれば、基本的にはOKです。
つまり、一般口座を開設するのと全く同じ方法で開設できるのです。ですから、難しいことは何一つとしてありません。
ただ、一つ注意しなければならないのは、特定口座には『源泉徴収あり』と『源泉徴収なし』があるという事です。『源泉徴収あり』は、株を売買するごとに、自動的に源泉徴収が行われ、確定申告をする必要がなくなります。
一見非常に便利のように思えますが、実はこの『源泉徴収あり』には大きな欠点があります。というのも、株は年間の利益が20万円以下なら納税の必要がありません。
無論、負けてしまってマイナスとなった場合もそうです。しかし、特定口座の『源泉徴収あり』を選択した場合、購入、売却の時点で源泉徴収によって徴税され、そのお金は返ってきません。
確実に大きな利益を出せる確証がなければ、損をしてしまう可能性もあるのです。では、特定口座の『源泉徴収なし』は、一般口座とはどう違うのでしょう。
一般口座の場合は通常の確定申告が必要なのに対し、特定口座の場合は売買損益の計算をその証券会社がしてくれるので、確定申告がとても簡単になります。
よって、特定口座を作るメリットは結構大きいです。ただし、基本的に特定口座は一つの証券会社につき一つまでしか作れません。逆に言えば、一般口座との併用は可能という事なので、その辺りを有効に使ってみるのも良いでしょう。
【特定口座とは?】は2008年8月20日に更新されました。
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