TOBを覚えておこう

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株式にあまり明るくない人でも、TOBという言葉を聞いたことはあるかもしれません。


というのも、近年で最も株が話題となった、あのライブドア事件の前、このTOBというのがかなり話題になったからです。


TOBとは、株式公開買い付けの事です。「takeover bid」の略ですね。


では、株式公開買い付けとはどういう意味なのかというと、とある株式会社の経営権を取得するなどの目的で、『買い付け期間』『買い取り株数』『価格』を公表し、株式市場外にて不特定多数の株主から株式を買い集めるという精度の事です。


ライブドアがニッポン放送の株を時間外取引で購入したのに対し、フジテレビがTOBでニッポン放送の株を買い増ししたこと等で有名です。


このTOBは、基本的には会社間の駆け引きであったり、様々な思惑の中で行われるものです。友好的なTOBもあれば、敵対的なTOBもあります。


のっとりに近いケースでのTOBも存在しているという事です。では、このTOBは株を購入する人たちには影響はないのでしょうか。


いえ、そんなことはありません。というのも、TOBは株価に多大な影響を与えるからです。


TOBが行われた場合、多くのケースでは買いが殺到します。TOBを行う際、すなわち公開買い付けを行う際、通常の株価よりもはるかに高い株価での買取を行います。


そうしないとなかなか売り手が集まらないからです。よって、高い株価で買われた株の株価は急上昇し、それを察知した沢山のトレーダーが買いに走り、結果的に株価は更に急上昇するわけです。


TOBが行われる、というニュースを耳にしたら、その関連会社の株価の動きにはチェックを入れる必要があるでしょう。


ただ、TOB=買いのサイン、という公式が必ずしも当てはまるわけではないというのも、覚えておくべきですね。上がれば下がる、下がれば上がるというのが株価の常です。


情報を仕入れた時には既に下降線を辿り始めていた、というパターンもありますし、思いのほか伸びなかったという事も十分ありえます。買ったは良いが、次の日急に特売りとなってしまった、何てこともありえます。


TOBは株価を急激に変動させるので、注意して購入するようにしましょう。

【TOBを覚えておこう】は2008年8月20日に更新されました。



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