しかし、実際には、自分の所持金以上のお金を動かして取引を行うことが出来ます。それが、信用取引です。
信用取引は、証券会社からお金を借りる、というスタンスで行われます。その際に、証券会社は投資家を信用してお金を出すという事で、こう行った名称になりました。
この制度によって、株取引を行う人は、自分の持っている金額では買えない銘柄、買えない量の株を買えるようになり、取引の幅が広がったり、利益を寄り多く勝ち取ることが可能となります。
信用取引は、まず証券会社に口座を作る必要があります。この口座は、現物取引とは別個の信用取引口座となります。よって、先に現物取引の口座を作っている人でも、別個開設する必要があります。
また、信用取引口座を開設するに当たって、証券会社は審査を行います。これは、融資を受ける際、お金を借りる際に行われるものと同様です。この審査基準は、ネット証券においてはやや緩めと言われています。
信用取引を行う上でもう一つ必要なのが、保証金です。信用取引を行うにあたって、必要な最低限度の金額が、その証券会社によって定められています。それが保証金です。今金額を口座に入れておかないと、信用取引は出来ません。
信用取引は諸刃の剣です。例えば、所持金50万で株価500円の株を1000株購入するとします。この場合、もし1円値上げすれば1,000円の得になります。
しかし、信用取引の場合、所持金が50万円でも最大166万円までの取引が可能なのです。よって、500円の株なら3333株購入できます。1円値上げすると、3,333円のお得となります。しかし、同時に値下げした時の痛手も大きいのです。
そしてなにより、自分の所持金より高い額を扱うので、最悪借金を背負う事になってしまいます。しかし、そのリスクを犯してでも信用取引を行う人は多いです。その理由は、空売りが出来ることです。
空売りとは、証券会社から株を借りて、それを売り、その後その株を買って返すという制度です。空売りの特徴は、通常は安く買って高く売るのが取引の基本ですが、この場合は安く売って高く買う事で利益を得るという点です。これによって、株価が下がったときに利益を出せるという、不況に強いシステムが成り立つわけです。
【信用取引とは?】は2008年8月20日に更新されました。
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