リスクヘッジ

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株取引において、もっとも重要なのは、リスクの回避です。それはロスカットに代表されるように、一つの取引で豪快な負け方をしてしまうことを極力避けることが第一に挙げられます。


このようなリスク回避のことを、専門用語でリスクヘッジと言います。


リスクを最小限に抑える方法は、前述した通り、ロスカットをしっかり行う事が第一です。株取引は一つの取引で全財産の数割を失うリスクをはらんでいます。


これを野放しにしておくと、どれだけそれまでが好調だったとしても、一瞬でどん底に叩き落とされる事でしょう。


この他の代表的なリスクヘッジは、分散投資が挙げられます。分散投資とは、一つの銘柄に集中して投資するのではなく、複数の銘柄の株を購入することで、極端な下落に対しても最低限の損で済むようにする事です。


株取引は、自分が「これぞ!」と思った銘柄の株を購入するのが通常です。よって、確実にあがると思った株に集中的に投資する人が多いかと思います。しかし、それだとリスクヘッジの観点からは大きくそれてしまう結果となるでしょう。


例えば、口座に現在100万円入っているとします。それはつまり、100万円近く株取引に使用できることを意味します。では、この100万円をどう使うのがリスクヘッジとして正しいのでしょう。


Aという、一株12万円の株があったとします。この株は現在右肩上がりで業績もよく、テクニカル分析的にも、ファンダメンタル分析的にも買いのサインが出ている状態です。


多くの人が、8株、つまり96万円相当のお金をつぎ込もうとするでしょう。しかし、株というのは、表面的に買いのサインが出ている頃には既に売ろうとしている人が多く出ているもの。


あっという間にそのAの株価が10万円を割ってしまった、などという事も珍しくありません。そうなるとあっという間に16万円以上の大損です。


一方、リスクヘッジを考慮し分散投資していた場合はどうでしょう。Aを4株買い、この他に、あまり極端な推移をしないB(株価15万円前後)、C(株価200円前後)という株をそれぞれ2株、1,000株買っていたとします。


もしAが10万円以下に落ちても、損する額は半分ですみます。このように、特定の銘柄の大幅下落を想定し、その際のリスクを最小限で食い止めるのが、分散投資、そしてリスクヘッジなのです。

【リスクヘッジ】は2008年8月20日に更新されました。



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