信用取引のリスク

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株取引には、大きく分けて二つの取引方法があります。それは『現物取引』と『信用取引』の二つです。


現物取引とは、現物、すなわち現在口座に入っている現金のみで行う取引です。売却する株も、自分が購入した株のみです。


基本的にはこれが一般的ですね。その一方で、信用取引というのは、証券会社から株券やお金を借り、株式の売買を行う取引の事です。


信用を担保にお金を借り、そのお金で株を買う、もしくは株券を借り、それを売る、というやり方ですね。


この信用取引を利用することで、株取引の幅が大きく広がります。たとえば、持ち合わせている現金では手が届かない株を購入できますし、確実に株価が上昇する株を自分の持っているお金以上で買い増しすることもできます。


また、信用取引ならば空売りも可能です。


自分が持っているわけではない株を借りてそれを売り、買い戻して返すというシステムですね。これによって、株価が下降している銘柄で利益を得る事ができるわけです。


市場が弱っているときには、この空売りを使えるだけで一気に戦略の幅が広がるでしょう。


しかし、この信用取引はリスクの塊のような取引です。その理由は、当然自分の所持金以上の金額を扱う点につきます。


現物取引の場合、どれだけ損失を出しても、マイナスにはなりません。ゼロ円になるだけです。


しかし、信用取引の場合、自分の所持金の数倍の額の取引を行います。たとえば、口座に入れているお金が100万円しかないものの、信用取引で300万円分の株を買ったとします。


その株が急激に下落し、120万円分までその価値を落としたとしましょう。トータルで180万円の損です。


しかし、手元には100万円しかありません。どういうことになるか、大体想像がつくかと思います。借金を抱えるという事ですね。


株で借金を作る場合、たいていはこの信用取引が原因です。近年、株取引はパソコンで行うのがほとんどなので、お金の出し入れや売買はすべてパソコンのインターネット上で行われます。


これは、お金の増減から著しく現実感を失わせています。ゲーム感覚で信用取引を行うことのないよう、しっかり自制心をもてない人は、手を出すべきではありません。


【信用取引のリスク】は2008年8月20日に更新されました。



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