例えば一つの銘柄に対し、「この株価まで上がったらいいな」という目標を立てておく、というのが重要です。
株は、購入する前は割とすんなり行えます。しかし、一度ホールダーになると、どのタイミングで売るべきかがなかなかわからなくなるのです。
目標を設定していないと、どの値段で売るべきかまったくわからなくなってしまいます。
例えば、一株4,500円のDという株を100株買ったとします。
Dはその後上げ下げを繰り返し、4,200~4,600円の辺りを波打っていきました。この際、もし4,580円で売れば、8,000円の得になります。
しかし、8,000円では満足し切れない、という人が多いでしょう。
大きく上げてくれれば……でもいつ4,000円を割り込むかわからない……といったジレンマで悩んでいた結果、いつまでも売れず、ずっと持ち越していた結果、波打ちつつも徐々に水準を下げ、気がついたらもう4,500円を超えることがなくなっていた、などという経験は誰しもが一度はしているかもしれませんね。
目標を設定していないと、どうしても売るタイミングを逸し、結果的に損するということが多くなります。株はずっと持っていれば上がっていく、というバブル期の発想はもうありません。
タイミングを誤れば確実に損をすると考えておくほうがいいでしょう。よって、目標を定めずにいつまでも持ち越すのは、あまり得策とはいえません。
目標を定める場合、切のいい数字を設定することが多いかと思います。前例の場合であれば、5,000円に乗ったら売る、という感じですね。
ただ、これはやめておいたほうがいいでしょう。なぜなら、多くの人が同じことを思って、同じような目標設定にしているからです。
5,000円に乗った途端急落し、特売り……という展開も、数多く見られます。目標は、切のいい数字の手前に設定しましょう。
基本的には、損切りラインと目標値は購入前に必ず決めておき、注文の際に設定しておくのが望ましいです。
【目標を定めよう】は2008年8月20日に更新されました。
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