この格付け会社とは、債券などの元本、またはその利息を予定通り発行体が支払えるか否かという見通しについて、記号を用いて評価している機関の事です。格付け機関とも言います。
この格付け会社は、発行体の依頼を受け、経営陣とミーティングを開いたり、業界、財務方面での分析をし、対象となる発行体の信用度について格付けし、それを『AAA』『Aaa』などの記号を用いて表現する会社です。
当然ながら公平性が求められるので、意見を伺うアナリストは複数用意し、客観性を強める工夫はなされています。ただ、やはり主観的な部分は多少なりとも残り、その点で不満を唱える企業も少なくないようです。
この格付け会社が行った格付けは、少なからず株価に影響を与えます。もちろん、良い評価を貰えば株価は上昇傾向、悪い評価ならば下降傾向ということになります。ただ、それほど極端な影響は見られないようです。
記号の種類は会社によって若干異なりますが、基本的にはAAAを最高とし、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CCという順番での格付けが行われています。通知表みたいなものと考えて良いかと思います。また、長期と短期で記号を分けている会社もあります。
日本の金融庁は、指定格付け機関を定めています。つまり、オフィシャルの格付け会社という事ですね。その会社は全部で五つです。
まずは、格付け会社で最もメジャーな存在である『ムーディーズ』です。この会社は世界規模の格付け会社で、世界の格付けの約4割のシェアを担っています。この会社の記号は他の格付け会社とは違い、『Aaa』など、頭文字以外は小文字で表現されています。
次に有名なのは『スタンダード&プアーズ』でしょう。本社はアメリカにあり、1860年に創業した、非常に歴史ある企業です。日本の発行体に対して格付けを始めたのは1975年で、1986年には東京オフィスを構えました。
このほかには、フィッチレーティングス 、格付投資情報センター、日本格付研究所がそれぞれ指定格付け機関として運営されています。こういった格付けは日本人はよく好んで行うので、これを参考にしている投資家も少なからず存在しています。
【格付け会社を紹介!】は2008年8月20日に更新されました。
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