「この会社が倒産するとどうなるのかな?」
実際、投資家が株を買っているのは、コンピューター内のデータではなく、実在する会社の株です。たとえ上場している会社であっても、倒産する可能性は普通にあるのです。
その場合、果たして持っている株券はどうなってしまうのでしょう。
結論から言えば、株券は唯の紙切れ、つまり全く無価値なものになります。当然と言えば当然ですけど、そこに救済措置はありません。
簡単に言えば、株価が0円となるわけです。そしてその後、倒産した会社の株価が上昇する事はありません。
もちろん、それを指をくわえて見ているわけには行きませんよね。会社が倒産する前に、保持している株を売る必要があります。
会社の倒産は、経営破たんからくるものと、不祥事からくるものの二通りあります。突然やってくるのは後者ですが、わかりやすいのも後者です。
経営難は基本的に表面に出来るだけ出さないようにするのが会社の常識なので、決算だけで経営難を判定するのは難しいようです。
経営難で会社が倒産するという情報が裏で流れた場合、その株価が急落するかというと、いきなり大きな下落にはなりません。それを知るのはごく一部の人のみなので、その人たちがまず売り抜けます。
その後、何らかの媒体を通して深刻な経営難が伝えられると、あっという間に特売り→ストップ安となります。そして、経営破たんによる上場廃止、倒産……という流れになると、株価は数日で10円以下になっていくでしょう。
この場合、株券を売るのが非常に難しくなってきます。特売りの状況だと株は売れませんし、ストップ安に張り付いた状況で買い注文を出す人は稀です。
公式に倒産がアナウンスされたら、もう数円でしか売れなくなると覚悟するしかないでしょう。
唯一、可能性があるとすれば、夜間取引です。はじめてストップ安した日の夜、直ぐに翌日の底値で売り注文を出せば、もしかしたら誰か買ってくれるかもしれません。
可能性はきわめて低いですが、これでどうにかなったという人も、中には存在しています。
【会社が倒産するとどうなる?】は2008年8月20日に更新されました。
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