では、この外人持ち株比率から、何が分かるのでしょうか?
日本の株式市場において、外国人が占めるシェアは約40%と言われています。つまり、日本の株の半分近くは外国人が購入しているという事です。当然、こう行った外国人投資家の動きは気になるところですよね。
海外から見た日本の価値はどうなっているのか、という事を知る意味でも、外人持ち株比率は重要になってきます。まず、外人持ち株比率が高い場合は、海外から見て優良な銘柄であるという判断がなされていることを意味します。
それはつまり、客観的に見てその銘柄が将来性豊かで優れている、ということを意味します。よって、外人持ち株比率が急激に伸びた企業に対しては、国内の投資家が飛びつくケースが多々見られます。
また、外国人がこれだけ多くのシェアを占めているとなると、彼らの買い越し、売り越しによって市場が大きな影響を受ける事は言うまでもないでしょう。
外国人にとって、今の日本の株は全体的に見ると、決しておいしいものとは思えません。それでも尚買い付けるというのなら、それはかなりの買いシグナルがあるということです。外人持ち株比率とは、そういった買いシグナルに間接的に結びつくものでもあるのです。よって、投資家にとっては無視できない数字という事になります。
なお、2008年になって急激に外人持ち株比率が上がったのは
トラステックス(9374)
ニイウス コー(2731)
ゲームオン(3812)
日本レップ(8992)
モック(2363)
メディビックG
京都きもの友禅(7615)
グローベルス(3528)
東海観光(9704)
クロニクル(9822)
などです。
ただし、一つ注意が必要です。外国企業の子会社および事業提携を行っている会社に関しては、当然外人持ち株比率は高くなります。
それを知らずに「あ、この会社は外人持ち株比率が高いから、将来性が期待できるぞ」と思って買ってしまうなんて事のないようにしておきましょう。
その株の今後がどうなるかは分かりませんが、少なくとも海外の目という点で客観的な将来への展望がなされているというわけではありませんから。
【外人持ち株比率から何が分かる?】は2008年8月20日に更新されました。
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